少し前に火星が順行するタイミングに記事を書きました。
通常火星はひとつのサインを約2ヶ月で進みますが
6月末に牡羊座入りした火星は今もなお牡羊座にいます。
牡羊座の終盤で逆行したからです。
進んだ道を逆戻り。
そしてスピードを落としステーション(留)。
ふたたび順行に方向転換をしたのが11/14でした。
14日以来のろのろ動いていましたが、
やっと今日(11/20記)あたりからスピードが出てきた感じですね。
さて、宙では山羊座にて相変わらず冥王星木星土星がトリプルコンジャンクションです。
これらの三つの天体は現在順行中。
冥王星のエネルギーをたっぷりチャージした木星土星。
12/17にひと足お先に土星が水瓶座入り。
12/19に木星が水瓶座入り。
12/22に木星土星が水瓶座0度でグレートコンジャンクションです。
なにかと話題のグレートコンジャンクション&グレートミューテーションですが、
その翌日12/23に前述の火星と冥王星が活動サインの23度でスクエアとなります。
つまり11/14に順行に戻った火星は
現在冥王星とのスクエア形成に向けてじりじりアプライしているということです。
これは注目すべきポイントですね。
トランジット冥王星は2008年11/27に山羊座入り、
順行と逆行を繰り返しながら山羊座を進んできました。
2008年当時は「カーディナルクライマックス」で占星術界の話題は持ち切りでした。
※カーディナルクライマックス…活動サインにおいて土星天王星冥王星がハードアスペクトを立て続けに形成すること。
山羊座。
社会構造、既存の経済システム、縦社会、権威主義…etc.
「山羊座」という象徴からさまざまなイメージすることができます。
この山羊座の領域を冥王星が進み、変容、証拠隠滅、隠蔽したものを掘り起こす…というような動きが起こっていたわけです。
そして、まさにこの冥王星に対して
12/23に牡羊座にて粘りに粘りエネルギーをチャージしてパンパンになっている火星がヒットするというわけです。
どういうことが考えられるでしょうか。
正直あまり良いイメージは浮かびませんが(;'∀')
米大統領選で追い詰められたトランプ氏が
ブチ切れてとんでもないことをしないと良いですね。
大規模な火災とか爆発とか軍事攻撃とかでないことを祈るばかり。
クリスマスシーズンですし、穏やかであってほしいですのですが…。
もっとも象徴の意味は膨大ですから
上記のような不吉な妄想にとらわれるのはナンセンスです。
他にもいろいろ考えられますよ。
願わくば、冥王星の持つ「土台から変革」するエネルギーに、ファイナルディスポジターであるパワフルな火星が熱を注ぎ、変革が活性化…という感じになると良いですね。
隠蔽発覚!とかもありかも。
こんなん隠してたらあかんやろ!なーんて感じで
全世界がびっくりするとか??
翌日にはトランジットの月も火星に重なりトリガーをかけます。
…このクリスマスシーズンはなんとまぁ派手なことか。
いずれにしてもこの冬にどんな動きが起こるのか。
要観察ですね。
救いは前日に起こる水瓶座でのグレートコンジャンクション&グレートミューテーション。
地の200年から風の200年の切り替えです。
独占する時代から、分かちあう時代へ。
権威主義から人道主義へ。
分断するために築いた堀を壊し、お互いの違いを尊重する時代へ。
しかしながら、木星土星が水瓶座入りしても
冥王星はまだまだ山羊座の終盤に居座ります。
冥王星が水瓶座入りするのは2023年。
本格的に風の時代に入ったことをわたしたちが認識できるのは
2023年頃になるのかもしれません。
兎にも角にも宙の派手なイベントは今後も続きます。
こんな時代の節目に生きていて
何が起こるのかを観察できるというのは特権としか。
星々が作るフォーメーションと
地上で起こる現象を結びつけ
これからも観察を続けて行きたいものです。
As above,so below(上なる如く、下もまた然り)ですね。
世界も日本もコロナ禍です。
(木星冥王星の三回のヒットに見事にリンクしていたのも驚きですが。)
もはや日本でもどこで感染してもおかしくない状況ですね。
気を付けてまいりましょう。
ではではまた。
・世界の動きにご興味のある方はぜひご参加ください。
・グレートコンジャンクション&グレートミューテーションにご興味のある方へ。どっさり資料も付いてます^^
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チャンドラ・ケイ
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