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4/20日蝕(牡羊座新月)揺さぶられ研磨された後に見えてくる大切なこと

4/20は牡羊座新月、そして日蝕です。

今年もやってきた蝕シーズン!

日蝕図が象徴するのは今から約半年間のテーマ。

さっそく読んでみましょう。




太陽と月は牡羊座の最終度数で重なります。

ノードとも5度のオーブで重なり日蝕です。

木星太陽月水星天王星…5天体が9ハウスに入りステリウム。

太陽月ノードと6ハウスの冥王星がスクエア。

天王星と重なる水星は留状態で火星とセクスタイル等々。


これまでのステージからステップアップするため。

現状維持を突破する必要性に迫られるような流れ。

新しい視界を得るために通り抜けなければならないプロセスがあるようです。


太陽月に対して冥王星が揺さぶりをかけています。

具体的にどんな現象が起こるのかはそれぞれだと思いますが、誰もが「めんどくさい」「見たくない」「関わりたくない」というようなテーマと対峙せざるを得なくなるような配置。


火星は依然アウトオブバウンズにあり、日蝕図でノーアスペクト状態の金星もまたアウトオブバウンズに突入したところ。

それぞれの感情、感性が過敏となり、大いに揺さぶられそうです。

さらに木星、そして9ハウスのテーマが幾重にも強調されています。

それはまるで「砂をふるいにかけて砂金を取り出す」…というような流れ。

自身の軸を形成する哲学を磨きあげるプロセスが進行するでしょう。

それはこの先の半年間だけではなく、今後の人生の重要なコアとなるはずです。


ちなみに古代バビロニアの占星術の知見からすると、日蝕時の木星は「スルパエ」という位相にあたります。

古代バビロニアでは木星をマルドゥクと呼んでいました。ブレイディさんいわく「木星はクラウンプリンス(王子)」。クラウンプリンスとは、王の二番手であり、若々しく精悍で知恵もある人物というイメージ。スルパエにあるとき、木星はもっとも強力であり、木星らしさを最大限に発揮することが出来るとされます。

通常の占星術においても木星はオリエンタル天体となっており、木星(哲学、思想)が太陽と月を先導する状態にあります。


また、木星太陽月は東京で出した日蝕図のASCとトラインで結びついています。

哲学性を磨いたり、理想の社会を作るために活動することにより、個々の「わたしとは何者か」という意識が徐々に明確になるのではないでしょうか。


月と火星はミューチュアルレセプション。

9ハウスが象徴する信念や哲学や専門的な知識を、仲間たちと情熱をもってシェアしていくこと。一人で悶々と籠るのではなく分かち合うこと。

意見交換することにより、どうにも解決策が見つからないような問題に対して、その手があったか的なアイデアを思いつくことも。


全体的に見て、今回の日蝕図は先進的なエネルギーに満ちています。

時に一人で知恵を絞り、時に仲間たちと知恵を分かち合うことにより、どうにも動かなかった障壁をこじ開けることが出来るかもしれません。

心理占星術ではハードアスペクトのことを「成長の緊張」と考えますが、今回の太陽月ノードと冥王星のスクエアはまさに私たちが成長するためのプロセスを示唆しているかのようです。


この半年間を経て、見えてくるテーマ。

それは個々にとってあらゆる活動の動機の素となる、大切なことです。

見つかったなら大切に育んで行かれてください。


さてさて、成長するのは嬉しいことではありますが、一方でこの流れはかなり気力体力を消耗しそうでもあり。

今回の日蝕を機に生活のリズムを見直してみましょう。

睡眠、食事、軽い運動などを実践し心身を整えて。

気力体力がないとうっかり冥王星のペースに呑み込まれてしまうことも。

がんばったら休むこと。

がっつり仕事をしたらたーっぷり遊ぶ…という緩急のリズムつけて、気力を蓄えて行きましょうね。


どうぞ佳き日蝕の日をお過ごしください。

May your SolarEclipse and Newmoon in Aries with peace and joy!


最後まで読んでくださってありがとうございます。

感謝を込めて。

ナマステ☆


ガブリエルのラッパ

チャンドラケイ

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