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ホロスコープから何が読み取れるのか?

July 28, 2020

「出生図は魂のレッスン計画書」

以前スティーブン・フォレスト氏のレクチャーを受けたとき、もっとも印象に残り書き留めた言葉。
これはわたしの座右の銘のようなものになっていて(笑)講座などでこのお話をさせていただくことも多いです。

 

 
たとえば一枚のホロスコ―プがある。
この図を見ただけでは
その出生図の持ち主の運命どころか、性別さえ判別できません。
ホロスコープはそのように不確かなものです。

この図に描かれているのは、変えることのできない運命…などではありません。


では、ホロスコープから一体何が読み取れるのでしょうか?
冒頭のフォレスト氏の言葉がこの問いの答えと言えるでしょう。

出生図は魂のレッスン計画書。
誰もがこの計画書を携えて、オギャーと生まれ出てきた…というわけ。
この計画書には、数えきれないほどのさまざまな情報が詰まっています。

計画書(soul's lesson plan)に描かれているのは
それぞれの人生の課題であり
取り組むことになるであろうテーマ。
その人の中に眠る未知数の可能性や、持って生まれた才能…など。
これらはブループリントなので、本人の意識しだいで軌道修正もOK。
結果として見えてくる現象は多岐にわたります。
今経験している現象(物理的にも心象的にも)が、自らのどんなテーマにつながっているのかを考えることもできるし、
潜在的に持っている才能や、それをどんな風に活かすことができるかを検討することもできるでしょう。
また、進行や経過などの時期読みのテクニックを使い、起こり得る節目を探ったり、
過去に起こった経験に現在の目線から光を当て、その経験にまつわる意識をリフレーミングすることもできるでしょう。

 


ただし、出生図だけじ~っと眺めていても限界があります。
出生図に描かれている象徴を、そのチャートの持ち主はどう意識しているのか。
その人の人生において、どんな風にその象徴が動いているのか。
象徴がどう働いているかを掴むためには、ご本人に伺わない限り確かめることはできないのです。

占星家がホロスコープを見て
「あなたはこんな人。火星が傷ついているからこれこれこんな仕事は不向き。」なんてペラペラ語れるものではありませんし、
ましてや「このままだと不幸になるので、このツボを買いなさい」なんてのは論外ね。

出生図にグランドセクスタイルがあるからといって
すばらしい幸運に恵まれるわけではないし、
グランドクロスがあるからといって不幸が雪崩のごとく襲ってくるというわけではありません。
(そもそも幸運不運は人間が決めた価値観でしかありませんが)

たとえば知性やコミュニケーション、文筆などを示す水星がとことん強調されているチャートがあったとしても、本人はまったくそれを認識していない場合もあるでしょう。
むしろ、苦手意識を感じている場合さえあったりします。
(このような場合、むしろ苦手に感じているからこそ、その点が気になっているというということも少なくありません)

一方で、同じように水星が強調されている別の人の場合、
文筆家のプロだったり、アナウンサーだったりして、この「水星」という意識がとても活発に動いているということもあります。

これはもう、ベネフィックとかマレフィックとか、ソフトアスペクト、ハードアスペクトとかで測れる現象ではありません。
さまざまな教科書やちまたに流れる解説などには

ピリリとスパイスの効いたインパクトある言葉で象徴を解説しているものもあるでしょう。

ですが、こうした印象的な「キーワード」や「センテンス」をそのまま人間に当てはめようとしても

それはうまくいきません。
マニュアル通りにはいかないのです。
人間って複雑です。
人の数だけホロスコープがありますが、
同じ象徴が働いたとしても、その現れ方は千差万別です。

 

 
セッションにおいて、クライエントさんと向かいあうとき、
わたしの手もとにはホロスコープがある。
ホロスコープに描かれた象徴を手がかりにして問いかけをはじめる。
この象徴をこの方はどう意識されているのだろう。
こちらの象徴についてはどうだろうか。
わたしの問いかけにクライエントさんが応えてくれる。
そうして星を介し、クライエントさんが心の世界を旅する同伴者となる。

自らの心を静かに見つめることによって、これからの道がくっきり見えてくることもあるでしょう。
今後の計画について具体的な作戦を立てたり、
こちらから複数のビジョンを提示させていただくこともあります。

セッションの過程、クライエントさんがずっと心に抑圧してこられた問題が見えてくることもある。
その「過去の出来事」がどんな意味を持っていたのか…
ということについてお話をさせていただくこともあります。
過去の出来事にこれまでとは違った角度から光を当て
その出来事そのものの解釈を変えることもできる。
リフレーミングの成果は非常に大きいと実感しています。
その人にとっての「過去の意味づけ」が変わることで、「今」が変わり、今を重ねて築いていく「未来」が変わり得るでしょう。

こうしたセッションはいわゆる
「黙っていてもピタリと当てる」という鑑定とは全く異なる世界ではないでしょうか。
少なくともわたしは
占星術を用いて「人の運命を言い当てる」ということはできないし、する気もないかなー。

占星術に長く関わっていると
ホロスコープを見ることが生活になり、だんだんマヒしてきたりもしますが、
出生図って魂のレッスンプランなんですよね。

そこは常に意識しておきたい。
このように貴重なものをシェアさせていただくということを
占星家は常に心に留めておかないといけないなーと日々思います。
クライエントさんの心の旅に同伴させていただくためにも

占星家は常に自ら磨き、学び、精進し続けて行きたいものですね。






 

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