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7/13蟹座新月・部分日蝕「自分らしく生きようという決意を新たにする」


7/13 午前11:47 蟹座で新月、部分日蝕です。 太陽と月は蟹座20度。(数えで21度) サビアンは「歌っているプリマドンナ」。 蟹座は水の活動サイン。 内からあふれ出るような情緒の躍動を 高揚感をもって堂々と世の中に打ち出していくような… 「プリマドンナ」とあるだけに、ドラマティックな表現になりそうです。 太陽と月はノースノードと共にあります。 オーブが広いですので、部分日蝕です。 ノースノードは別名ドラゴンヘッドと言われるもので、 太陽の通り道と月の通り道が交わるポイントです。 (180度対向にあるポイントはサウスノード(ドラゴンテイル)です。) ここで起こる新月は日蝕に、満月は月食になります。 日蝕や月触はだいたい半年ごとに起こります。 今回は… 7/13の部分日蝕、 7/28の皆既月触、 8/11の部分日蝕…という流れで起こります。 新月や満月にこうしてブログを書いているように これらの太陽と月の織り成すサイクルは 太陽系の第三惑星「地球」に生きるわたしたちにも大きく影響します。

天空の動きと地上の動きはリンクしているからです。 さて、東京で計算したこの新月図を見ると、 太陽と月はMCと呼ばれる社会性を示す場所にぴったり乗っています。 ほんと見事にぴったり!! そして対向のICには極限のエネルギーを示す冥王星がこれまたぴったり乗っています。 ホロスコープの要となるアングル(軸)に オーブなしで乗った太陽、月そして冥王星。 これはかなりのインパクトです。 まず言えることは… 今、このとき、わたしたちの誰もが大きな変化を感じているということ。 MCの対向にあるICは土台を示すポイントです。 ここは心の拠り所。 安心して無防備でくつろげる場所です。 そこに乗っているのは、10天体中でもっともパワフルな極限のエネルギーを示す冥王星。 冥王星は破壊と再生の象徴です。 えと。すみません。 驚かすような書き方になっちゃうのですが… ごくベタに読むとするならば、これは土台が揺れるとも読めます。 活動宮ですしね… ただし、地のグランドトラインは太陽冥王星ラインとはずれています。

よかったよ…この三角形を太陽冥王星が貫いていたりしたら悲鳴ものです。 ホロスコープは象徴体系です。 ある面から光を当てるなら「地震が起こりそう」とも読める。 また別の面から光を当てるなら 「土台、立ち位置の変容」を促しているとも読めるでしょう。 一歩踏み出すものの、 足元がおぼつかないような心もとなさ。 今、そんな言い表せない不安感を誰もが少なからず感じているのではないでしょうか。 もしくは「このままではいけない。」という切迫めいた思いなのかもしれない。 その感覚は的を得ていると思います。 安定が永遠に続くということは、 宇宙の原理からしてもあり得ません。 変容は起こるもの。 けれど、ここでわたしたちが経験している変容は、 半年や一年という短いサイクルではなく ここから長い時間をかけて塗り替えていく必要があるもの。 地上に生きる誰もが、共有する種の変容なのだと思うのです。 冥王星は深い部分から未解決の事象を掘り起こします。 対処せず長いこと放置していたものと、再び対峙せざるを得なくなるということです。 ホロスコープのコアなエネルギーの象徴である太陽と月は、 ありったけの輝きを土台に注ぎ込んでいます。 その光を受けて反射する冥王星…実にパワフルです。 ICの闇は深まるかもしれませんが、 同時にそれはMCに乗る太陽と月の輝きが増すということ。 土台の不安定さが動機の一因となるかもしれませんが、 だからこそ本気出す…!という感じです。 ここでの意思決定は、少なくとも半年の助走期間を経て これからのあなたの本命ともいえるテーマになりそうです。 「あなたは、どう生きますか?」 「あなたの心の拠り所は、何処ですか?」 その答えをそろそろ表明する覚悟を。 別にドラマティックに表現する必要なんてないんです。 ただ、自分の軸はここだと定め、 自分らしく生きようという決意を新たにするだけ。 誰がなんといおうと、あなたの人生はあなたのもの。 心がけしだいで、自由にもなれるし、囚人にもなれるから。 自分らしく生きられない理由を 自分以外のもののせいにするのはそろそろやめにして 今、この瞬間を大切に。 人生を謳おう。 ここから二年間が正念場。 二年後の2020年には、なんと200年スパンのサイクルの切り替えが起こります。 これは個人というよりも、地球規模での切り替えのタイミングです。 すでに変動のサインは、やって来ています。 それを誰もがキャッチしているのではないでしょうか。 アセンダントの支配星である金星は友人、コミュニティを示す11ハウスにあり、土星、天王星とグランドトラインを形成しています。 オーブはゆるいですが、太陽月と木星、海王星でも水のグランドトラインができています。 見えない波動をキャッチする繊細でみずみずしい感受性。 思いやりをもって、仲間と協力しながら現実的に物事を動かしていく…コミュニケーションが調和的に動く様子を感じます。 機能性とあたたかさ。

それらが混ざり合って紡がれる「交流」をベースに、 何か新しいシステム作りに挑戦するのかも。

残念ながら現在の社会的なシステムは、もうこのままでは機能しそうもありませんから。

二年後からはじまる「風」の時代に向けて、今まで築いてきた「当たり前のやり方」をそろそろ壊すときなのでしょう。

力を合わせて行きたいですね。 やはり最後にものをいうのは、あらゆるカテゴライズを超えて繋がる人と人とのネットワークでしょう。

たとえば、インターネットを用いることで、時間や場所の拘束を飛び越えコミュニケーションすることができるように。

国境や言葉の壁も超えてコミュニケートする意識を持つのがデフォルトとなる時代はすぐそこです。

地球に住むみんなと連携していくこと。

この日蝕からの約二年間の課題は、こうした「意識の変遷」になるでしょう。 …と、なにやら重めの新月・部分日蝕読みになってしまいましたが、 今回はこの辺で。 どなたにとっても穏やかな新月となりますように。 May your new moon fill with peace and joy. !

・蟹座の部分日蝕。 ・金星、土星、天王星の地のグランドトライン。 ・太陽月MC、木星(先日順行に戻ったばかり)、海王星で水のグランドトライン。 ・海王星は太陽月MCと120度。 ・逆行火星はアウトオブバウンズでノード軸と合。 ・天王星とASCの165度。 ・太陽、冥王星はコントラパラレル。 などなど。

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