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占星術で考える自分軸とカフナとユング


自分軸を占星術でどう考えようかという話をしてみます。 月と太陽と土星そして冥王星。 かなり昔の話ではありますが、 松村潔先生は、これを人生の柱と説明していました。 月で生まれて太陽で伸ばして土星で締める。 そして冥王星はその最終目的であると。 やはり自分軸を考える際、この月太陽土星冥王星は外せません。 ですがあえて、 今回は他の視点からも自分軸について考えてみましょう。 たとえばハワイの先住民である呪術師カフナの心理学では 人は三つのセルフによって構成されていると考えます。 ”ウニヒピリ、ウハネ、アウマクア”です。

(正確には、これに加えポエ・アウマクアというレベルあり。) これに前述した人生の柱の天体を振ってみますと… ・ウニヒピリ(潜在意識:インナーチャイルド)…月 ・ウハネ(顕在意識)…太陽 ・アウマクア(超意識:ハイセルフ)…土星 ・ポエ・アウマクア(超意識の集合体:ハイセルフの集合体)…冥王星 と、こんな感じになりますか。 月(ウニヒピリ)からの発信は 太陽と土星を貫き、冥王星にまで到達します。 わたしたち個人の月の揺さぶりは 結果的にはわたしたち人間の集合意識である冥王星にまで影響するのです。 その逆もまた然り。 土星がハイセルフ(ハイヤーセルフ)?! なんで? という意見もあるでしょう。 けれど考えてみてください。 天文学的に土星は肉眼で見える限界の位置にあり 土星を超えるとそこはトランスサタニアン(trans-Saturnian)の世界。 人類のすべてが共有する無意識の領域が拡がっています。 土星内の天体の世界を顕在意識の世界とするならば 土星外の世界は潜在意識であり無意識の領域。 土星は両者の狭間に位置します。 両領域をつなぎ、バランスをとっているのは土星です。 そこで、次にユング先生に登場してもらいましょう。 ユングは、意識の中心を「自我」、 意識も無意識をも含んだ心の中心を「セルフ:自己」と呼びました。 このセルフの役割を担うのは土星ではないか… というのがわたしの仮説です。 前述のカフナのアウマクア(ハイセルフ)にも通じます。 土星というと困難やコントロール、剪定… といったストイックな修行的要素を連想しがちですね。 また、骨や皮膚の象徴でもある。 骨…もちろん、土台です。 皮膚…皮膚は人の中身と外側の世界との境界線です。 人の意識が氷山だとしたら、 顕在意識の領域はわずか10%ほど。 90%もの無意識の領域と顕在意識とのはざまで すべての意識の中央でバランスをとっているのが土星だとしたら?

自分軸=土星なんて単純に当てはめる気はさらさらありません。

主要な天体によって背骨を積み重ねるように軸を構成しているというイメージです。 そう考えるなら、土星は自分軸の要の天体と言えるのではないでしょうか。 ハーモニック研究で著名なデビッド・コクラン氏は 土星を「Old Wiseman(老賢者)」と呼びます。 この方の言葉はとても良いですね。 土星の冷たいイメージにあたたかみが加わります。 土星はただ厳しいだけではありません。 老賢者という導き手的側面を土星から引き出せるとしたら。 自分軸の在り方は変容するでしょう。 土星に関する意識を変えることと

自分軸を認識することはつながっています。

軸をしっかりと認識し、信頼することができるようになると 月、太陽、土星のエネルギーが共振し、 ホロスコープ全体にエネルギーを行き渡らせることができるのです。 よりパワフルに人生を動かせるようになる。

自分が人生を創造しているのだという自覚も生まれるでしょう。 あらゆる発想、認知、情動、行動… 人生に対するスタンスが変わります。 自分軸を認識するということは、 自分自身を穏やかに見守る目を持つことと同じです。 老賢者のごとく。 愛を持って自身に接することができるようになったとき、

あたかも断絶したかに思えていた

宇宙の大いなる源とのつながりを取り戻し、自分を取り戻すことができる。

すると自然に流れが起こります。 人生は大きく変化するでしょう。

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